プチ声春ロスに襲われている今日この頃、録画を見返してこころに残る名シーンを厳選してみました。
この記事をよんで、もう一度録画をみなおしててみてはいかがでしょう。
録画してない方も、当該シーンをおもいだしながら、読んでいただけると、たのしんでいただけるかと思います。ネタバレ含むのでまだ見てない方は見てからにしてくださるようお願い申し上げます。
名シーンは物語のなかでも重要な転機になるシーンばかりなので、まだ一度もみたことがないかたは決して読まないでください。
ちょっとでも声春ロスが和らげば幸いです。
#5声優をやめようとする尼崎(渡邊美穂)を引き止めるシーン
あえて、順位をつけるのならば個人的にはこの#5でのこのシーンが一位です。
めいこのおばあちゃんが倒れている病院にドレミ荘の面々と尼崎でむかい、そこで尼崎が旅館自慢の娘だとゆうことがわかる。おばあちゃんが彼氏ができ、同棲していることをしり、帰る場所がなくなったと思い落ち込んでいる雰囲気のめいこに尼崎が不器用な形で応援するかのような言葉をかける。
そこへ、大手プロダクションんの赤一プロからの合格通知の連絡が雪菜(金村)に入ります。喜び、祝福をしながら、帰りの途につく一行をしり目に一人たたずむ尼崎。ふと言葉を発したかとおもうと
「あまね、やめる、かえるのも、学校も、、、」と突然の発言。
つづけて、あまねの両親が声優になることは反対されてること、両親を納得させるには大手プロへの
(赤一プロ)への合格が必要と考えていて、むいていないかもと、心情を吐露します。はじめて、弱みを見せる瞬間です。
この尼崎の設定、渡邊美穂のもともとのキャラクターや、家庭での過去のいきさつをきいているファンは涙なくてはみることができません。渡邊美穂さんもバスケで膝を大けがした過去もあります。アイドルへの夢も最初のころはバスケなどを理由に最初の一歩を踏み出せなかったようですし、、、また、アイドルを本家で目指すようになって公言するようになってからも、最初のころはご両親は反対していたともきいています。納得させるために、プレゼンのようなこともしたとのこと。
今回のシングルの個人PVでも、そのような過去の体験をもとにしたような、内容でした。この時点でほぼ、泣くのを我慢して立ち去りながらのモノローグ、この時の表情が、たまりません、こちらの涙腺を刺激します。
そんな尼崎をめいこが後ろからタックルするかのように抱きしめ、ひきとめます、、、
ここからの2人の演技で我慢していた涙腺が崩壊決定です。心が動かされます
まなが記者にからまれたとき助けてくれたことや、スマホを注意してくれたことなどにふれ、この時、尼崎(美穂)はすでに泣きモード。めいこのセリフが涙腺に追い打ちをかけます。
「だから、だめだよ、やめちゃ、、、せっかくちょっとちかづけたのに、、親のことなら、ほっておきなよ、 応援なら私がするよ」
このなかでの、「応援ならわたしがするよ」
これがこのシーン、このセリフの中での最高のフレーズです。その言い方など全てふくめて、このドラマ全体でみても最高のシーンといっていいでしょう。尼崎(美穂)もこのタイミングで、完全涙腺崩壊、高校球児を思い出させる、泣きの演技に入ります。尼崎の泣きに引っ張られるように、めいこの声も泣きそうな雰囲気をただよわせます。(涙はながしていませんが、尼崎(美穂)の演技に反応するように感情が変化しているのが手に取るようにわかります)
また、この一言をみーぱんがいってるとひらがなの衣裳部屋立てこもり事件をおもいだしてもしまいます。(おひさまは反射的に思い出してしまいます)あんなことを言っていた子が今度は他人を応援しようとしている(現実と役柄を一緒に論じていますが、、、)わずか数年での大きな成長ぶりに、おじさんは涙が我慢できなくなります。号泣必死!間違いありません。
#6めいこのブチ切れシーン
個人的に#6でのめいことまなの二人のシーンです。
玄米校長にジュニア所属に入れなかった理由を問いただしにおとずれますが、そんなめいこに「声優目指しててたのしいか」と逆に問いを投げ返します。めいこは答えられませんが前はほめてくれたことなどをあげ、なぜかと問いつづけます。
最終的に校長は「くやしかったら、俺をみかえしてみろ、、、」といいかけますが、
プチキレて「だまれっー」と言葉を遮るように叫び、部屋を飛び出します。
部屋を飛び出しためいこは追いかけてきたまなと扉を出たところではちあわせしますが、会話を交わさずその場をたち去ろうとします。
まなが
「めいこちゃん、一緒に最後まで頑張ろう、、所属先のオーディションはまだあるし、、、」
と大きな声でよびかけますが、振り向きもせずにこういいはなちます。
「受かった人に何いわれても、、、」
完全に心が、闇落ちしています。暗黒面に落ちた状態、まどマギで言えば、ソウルジェムが相当濁っている状態です。
それでも説得しようと試みて、まなは、めいこの前に回り込み、目をみて訴えてきます。
「それに、めいこちゃんは私のライバル、、、」と最後言いかけてところで、めいこがさえぎるように、食い気味で言葉を発します。
「ライバルになんかなれないから、、、ごめんね、ライバル未満のままで、友達もやめてくれていいから」
(ここで、過去の めいこちゃんは私のライバル(予定)のセリフが伏線かのようにきいてきます)
「やめてよ、そんな悲しいことゆうの」
「さっきね、先生にまなとおんなじこといわれたよ、声優目指してて楽しいのかって、、、正直この数か月何にもたのしくないよ、ずっと私じゃなくて、なんで雪ねえが赤一プロうかったとか、、、
----中略ーーーー
(ここから、激しく泣きながら叫ぶシーンです)
おめでとうって心からいいたいのにぐるぐるした気持ちしかわいてこない、誰かミスして所属とりけしにならないかとか思っちゃう」
「気持ちわかるよ」とまなも声をふるわせながらこたえます。しかし、心をとざしためいこにはもう届きません。
「うそ、わからないよ、、周りの友達にはなまる上げられるような子には、、、
こんなわたしじゃ、誰の心も動かせるはずがない、、だから、もうほうっといて、、、」
半狂乱のような状態で泣きながら、叫ぶようにしてその場から走り去るめいこ。
まなは追いかける足がとまり、引き止めることができなくなってしまいます。
今回のドラマの中で、一番悲しいシーンではないでしょうか?この#6のなかではなんの解決策も提示されないまま終わってしまう、バッドエンドの回です。心が痛くなります。
今回のようなやり取りをしたら、友達関係はほとんどの場合は修復不可能かと思いますが、いかがでしょうか?
かろうじて
「おめでとうって心から言いたいのにぐるぐるした気持ちしかわいてこない、、」
とか
「こんな私じゃ、誰の心も動かせるはずがない、だから、もう放っといて」
などのセリフがあり、しかも泣きながらの発言であることから、ギリギリ、関係を修復する余地があるのかな?と思いますが、、、いずれにして、周りの友達も心が広いとも言えます。でも、その友達も過去に傷ついて、同様の経験を経ているからなのかもしれません。現メンバー、特に1期生はそのような経験をしてきたのだと勝手に想像してしまいます。過去何度も泣いて、メンバー同士で話しあっったといってるので、、、そんなメンバーがこの演技を、このお芝居を演じていると思うと、それだけで、おひさまは感動してしまいます。(演技の奥にメンバー自身の過去も勝手に投影してしまうので、、、)
この役を演じること自体が闇落ちの原因にならなかったのか、不安に思うほどです。
衣裳部屋立てこもりで、泣きじゃくった直後にもカメラは回っていたのですから、アイドルとゆうのも本当に過酷で、残酷な職業なのかもしれません。そんな彼女らの、本当なら、向き合わないですませたいような闇の気持ちにフォーカスを当てた、シーンともいえるのかもしれません。
みんな、多かれ、少なかれ、向き合って、乗り越えた来たのでしょう。元気をもらったおひさまとしては元気のお返しをしないといけません。彼女たちが輝き続けるために
お返しは、お金のかかるものも、かからないものも両方がベストなんでしょうが、お金のかかるのはどうしてもすくなくなりがち、、、どうかゆるしていただきた、、、、
#9春風ちずえ(高本彩花)の泣きシーン
7/11のひなあいでの高本の手紙朗読のあとに、ふれられてる、ドラマ決まったはこの「声春」のことなんでしょうか、、
涙色戦記の公開オーディション(二次)で3人の合格者を告げられた後に、金閣寺炎上先生が春風ちずえ(高本彩花)にルイの母役のオファーをしたときに、ちずえさんがなきながら、オファーを受けるシーンです。
「違うんです、いままで、イメージにピッタリだなんて言われたことがなかったから。
仕事してても、きっと自分じゃなくてもいいんだろうなとかだれかの代わりによばれることばかりで、どんどん同期と差が広がって、でも頑張ろうって特にこの1年は思って、
ーーーーー中略ーーーーー
声優だった自分も、寮母だった自分も報われる気がして、だから、、もちろん、精一杯演じさせていただきます」涙の理由を説明してから、快諾します。
泣きながら、声をふるわせながらのモノローグのシーンですが、、、
なによりもおたけの泣くシーンが珍しいかと思います。貴重で、かわいく、美しいです。おたけの泣く姿とゆうのは日向坂であいましょうでは珍しく、思い出す限りではあまりないです。
しかし、よくよく、思い出すと、初めてねるちゃんにあったときや、初めて、漢字欅のパフォーマンスをまじかで見た時など、感動して、ないていました。どちらかとゆうと、悲しくてとか、悔しくてなくよりも、感動したり、うれしいときに涙がでるタイプなんですね。このシーンも、同様にうれしさがこみあげて泣くシーンです。今までの努力がはじめて報われた瞬間の喜びです。これも、現実の高本さんのおかれた状況とリンクして涙を誘います。
おたけは明るいのが似合うと思います。もともと、楽屋では明るい、賑やかな方だったかと思います。
ひらがな推しの時の楽屋隠し撮りで、さけんでいたシーンが印象的です。
が、、、番組では少しおとなしくしているイメージが強いです。
自粛期間のころに自分を見つめなおして、物事をポジティブに考えるようになったとのこと。
おバカキャラも開き直って受け入れるようになってかわいさが倍増したようにかんじています。
そんなおたけの泣いてる演技は成長を感じさせるものでもあり、それが際立って目を引くのも明るいキャラクタを演じることができていたからだと、考えます。
ドラマ全体をまとめて見返してみると、、、
あらためて、みかえしてみると、無駄なシーンがほとんどない気します。
それぐらい、話の展開がはやいです。
よくできています。朝ドラも好きなのですが、つくづく朝ドラのイメージに近い話の展開でした。
撮影も短期間に集中して行っているのでしょうが、スタッフのメンバーへの愛も感じます。
前回の「Dasada」ではあまり活躍のなかったメンバーの演技がふえていることも愛を感じる一面です。
ひなの、金村、河田さん、高本、松田、潮さんなど演技からあらたな魅力に気付かされた気がします。
製作側の愛情が満ちあふれた作品です。その愛情に包まれた世界の中で、主人公はじめ、すべてのキャラクターが成長しているのを如実に感じます。「Dasada」と違い、全メンバー出演とゆうわけではないので個々の出演者にスポットライトも当てやすかったのかもしれません。演じているキャラクターと同時に、メンバー自身が成長しているのも感じられるので、おひさま、必見のドラマとなっています。
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